休暇を取って北海道へ
みなさんこんにちは。スギです。
さて、先月の話になりますが、お休みをいただいて北海道に行ってきましたので、今回からはそのことについて書いていこうかなと思います。
8月某日。
中部空港を南に向けて離陸して上昇しながら旋回開始。
まず見えてきたのは、木曽三川が作り出すデルタ地帯。
真ん中の島の先に見えるのは長島スパーランド。川にかかる橋を伊勢湾岸道の橋梁です。
そのまま進路は北東方向へ。
佐渡島が見えました。
もとは、日本で2番目に大きかった湖を干拓するとはすごいもんですね。
今年の春にちょうど男鹿半島と八郎潟に行きましたが、ちょうど桜のシーズンできれいでしたよー!
で、飛行機は、北海道の上空に差し掛かります。
新千歳空港の上空を通り、旭川空港に向けて進路を東に変えます。
しばらくすると、北海道らしい大地が見えてきます。
これぞ北海道といった感じですねー。
で、飛行機は、無事旭川空港に着陸です。
で、私スギは、レンタカーを借りて旭川空港の東側の東川町にある「道の駅ひがしかわ「道草館」」に向かいます。
レンタカーを走らせること約20分、「道の駅ひがしかわ「道草館」」に到着です!
なぜ、ここに来たかったかというと、東川町は「株主優待」制度というものを設けており、どんな町なのか見てみたかったのです。
この株主優待制度は、上場する株式会社では多くの企業が取り入れている制度で、企業を応援してくれる株主に対するお礼をする制度です。
東洋経済には、こんな記述があります。
2003年から町長を務める松岡市郎氏は悩んでいた。頭痛の種は国が押し進めていた市町村合併だ。財政悪化や人口減少を懸念した自治体が続々と合併を決める中、一時は東川町にも周辺自治体との合併話が持ち上がった。
(中略)
合併抜きにどうやって人口規模を保つか。「町に住んでいる人だけでなく、応援してくれる人だって“住人”だ。これからの時代、定住人口が大きく回復することはない。ならば、定住人口を一定に保った上で、町を応援してくれる人を増やしていこう」(松岡町長)。
定住人口8000人に応援人口2000人を足して1万人。国の役人が来ても、「冗談じゃない、うちにはきちんと人口1万人がいるぞ」と言いのけて追い返してやる。そんな反骨精神から、応援人口づくりは始まった。
ふるさと納税を活用して、多くの道外の人に「株主」になってもらい行政活動を行うというユニークな考え方です。
もちろん、年1回の株主総会も行っているそうですよ。
そんな東川町ですが、今では、20,000人以上の人が株主になり、20億以上の投資(?)があるんだとか。
そんな取り組みをしているのが理由がどうかわかりませんが、人口も株主制度を始める前の2007年には7,600名だったのが、今では8,000名ほどとなっており、人口減少を止めるどころが増加に転じています。
空港が近いという要因もあるでしょうし、大雪山の雪解け水が地面でろ過されて湧水となって湧き出ているため、水もおいしいというのもあるのでしょう。
(実際、この町は上水道が整備されておらず、各家庭は地下水をくみ上げて使ってるんだとか。)
さて、そんな東川町ですが、「写真の町」を自称しています。
そのためか、写真をうまく撮ることができる塾を行っているようです。
写真の町を名乗ってるだけあって、道の駅に置いてあるチラシ類の写真の撮り方もうまい!かな。w
あと、空港に近いと行くこともあり、多くのサイクリングする人がいるためか、自転車が停められるスペースもありましたよ。
ただ、道の駅の中は、そこまで広くなく、ご当地の商品を売るようなスペースのみとなっており、あまり長居はできませんでした。
ってことで、本日の宿泊地、旭川に向かいます!